実家が空き家に…放置するとどうなる?県外在住者が今すぐ知るべきリスク5選
「相続した実家、今は空き家のままだけど、遠方だから何もできずに放置している…」
そんなお悩みを抱える方、意外と多いのではないでしょうか?
しかし、その空き家、“とりあえずそのまま”にしておくことで、思わぬリスクを背負ってしまう可能性があるのです。
今回は、県外在住者こそ知っておきたい空き家のリスクと、早期対応のメリットについて、わかりやすくご紹介します。
◆ 空き家を放置すると…こんな5つのリスクが!
① 固定資産税が上がる!?
空き家を長期間放置して**「特定空き家」に指定されると、固定資産税が最大6倍になる可能性**があります。
通常の住宅用地の優遇措置が受けられなくなり、思わぬ出費に…。
② 倒壊や屋根落下などの危険性
メンテナンスされていない家は、老朽化が早く進行します。
地震や台風時に一部が崩れたり、瓦が落下したりする危険性があるため、放置は近隣住民への迷惑にもなりかねません。
③ 放火や火災のリスク
空き家は人の目が届きにくく、防犯性が低いため、放火や不審火の対象になることがあります。
実際、放火原因の火災は全国的にも増加傾向にあります。
④ 不法侵入・ゴミの不法投棄
空き家を無断で居住されたり、ゴミを勝手に捨てられるケースも…。
知らないうちに“管理責任を問われる”こともあるため注意が必要です。
⑤ 近隣とのトラブル
草木が伸びて隣家へ越境したり、悪臭や虫の発生などで苦情が寄せられることもあります。
「もう使っていない家」でも、持ち主としての責任は残っています。
◆ 「特定空き家」とは?放置が続くとどうなる?
空き家対策特別措置法により、管理が不十分で倒壊や衛生上の問題がある空き家は「特定空き家」に認定されます。
これに指定されると、
-
行政から指導・勧告・命令
-
それでも改善しない場合は行政代執行(強制解体)
-
固定資産税の優遇措置が解除
といった措置がとられる可能性があり、「何もしていない」のが大きなリスクになります。
◆ 県外在住者が特に気をつけたい「目が届かないリスク」
県外に住んでいると、空き家の現状がわからないのが一番の悩みですよね。
遠く離れていると、以下のような問題に気付きにくくなります。
-
雨漏り・カビ・シロアリなどの劣化
-
誰かが住み着いていた
-
草木が生い茂って通報された など
定期的な見回りや管理ができない場合は、早めに地元の専門家に相談するのがおすすめです。
◆ 早期対応のメリットとは?
空き家を放置せず、早期に対策を取ることで…
✅ 固定資産税の負担を減らせる
✅ 解体や売却がスムーズに進む
✅ ご家族や相続人のトラブルも未然に防げる
✅ 近隣との関係も良好に保てる
✅ 将来的な活用の選択肢が広がる
など、リスクの回避だけでなく、未来の可能性を広げることにもつながります。
◆ 空き家問題は「放置せず、まず相談」から
空き家は“誰かが管理してくれる”ものではありません。
しかし、「自分ではどうにもできない」と感じている方も、サポートを受けながら進めていくことは可能です。
当事務所では、
-
現地確認・調査
-
相続登記・名義変更
-
解体・売却・管理のご相談
まで、空き家に関するトータルサポートを行っております。
県外からでもオンラインや郵送で対応可能です。お気軽にご相談ください。
📞【無料相談はこちら】
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TOALL
住所:静岡県静岡市清水区長崎371-1
電話番号:054-660-5743
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